ゴールデンウィーク中の人気温泉地で真っ赤な炎を目撃です。
暗闇の中、モクモクと空へと延びる大量の煙。
5日午前2時50分ごろ、1300年以上の歴史を持つ温泉地、兵庫・豊岡市の城崎温泉にある旅館から火の手が上がりました。
当時、旅館には43人の宿泊客が…。
家族4人で着の身着のまま逃げたという宿泊客の1人に、当時の様子を聞くことができました。
火事があった旅館の宿泊客:
寝てたので、自分はちょっと焦げ臭いとは思ったが、気がついて開けたら煙がブワッと来て、急いで出た。
消防車8台が出動し、火は約5時間半後に消し止められましたが、この火事で火元の旅館は全焼とみられ、さらに近くの5棟に燃え移りました。
宿泊客らの安否が心配されましたが、火元の旅館にいた43人の宿泊客は全員避難し、無事が確認されています。
また、従業員の60代の男性が煙を吸うなどして病院に運ばれましたが、意識はあるということです。