サッカー明治安田J1アルビレックス新潟は3日にホームでFC東京と対戦。後半に得点を重ね、最後まで粘りの姿勢を見せたものの2-3で敗れ、ホーム初勝利はまたしてもお預けとなりました。

大型連休中と言うこともあり、多くの家族連れなどで賑わったビッグスワン。

【子ども】
「3-0で圧倒的な勝利を見たい」

【子ども】
「きょうはホーム初勝利をかけて絶対負けられないので、きょうはみんなで喜んで帰りたい」

3万人を超えるサポーターが見守る中迎えた一戦。対するは昨季までアルビを指揮した松橋力蔵監督率いるFC東京です。

試合は、新旧の監督が堅い握手を交わして始まりました。

【アルビレックス新潟 樹森大介監督】
「自分たちの良さが出ればしっかり得点を奪えると思っているので、そこは自信を持っていきたい」

その言葉とは裏腹に、先手をとったのはFC東京でした。

前半8分…クリアミスからマルセロ・ヒアンにドリブルで持ち運ばれ、先制を許してしまいます。

何とか追いつきたいアルビは稲村の正確なパスからチャンスを作りますが、なかなかシュートまでつなげることができません。

4試合連続で先発出場を果たしている期待の若手・奥村のシュートも枠をとらえられず。1点ビハインドで迎えた後半の立ち上がり。今度はパスで崩され追加点を奪われてしまいます。

このままでは終われないアルビはここで笠井とダニーロゴメスを投入。すると後半21分でした。奥村が自慢のスピードとドリブルで持ち運び自らシュート!

これはキーパーに阻まれますが、こぼれ球に反応した笠井のリーグ初ゴールで1点を返します。

【アルビレックス新潟 笠井佳祐選手】
「リーグ初ゴールというのもあってすごく気持ちよかった反面、やはり自分がもう1点2点とって逆転してやろうという気持ちがあった。ただあれだけいつも応援してくれているサポーターの前でゴールを取れたというのはすごく嬉しかった」

この勢いに乗りたいアルビはダニーロゴメスのクロスに奥村が飛び込みますが、これがポストにはじかれると、一転ピンチに。FC東京が武器とする素早いカウンターからまたしてもマルセロ・ヒアンに決められ、点差を広げられてしまいます。

その後、アディショナルタイムにダニーロゴメスのリーグ初ゴールで1点を返し、最後まで粘りの姿勢をみせたアルビですが、そのまま試合は終了。

2-3で敗れ、またしても詰めかけたサポーターにホーム初勝利を届けることはできませんでした。

【アルビレックス新潟 吉満大介選手】
「やはり相手の特徴やストロングポイントをしっかり消せるような守備や強度を出せるようにまた来週1週間いい準備をしたいと思う」

【アルビレックス新潟 樹森大介監督】
「実際勝ち点をとらなくちゃいけない、最低でも1をとるというところまでいけるようなチームになっていかないと浮上のきっかけにならないと思うので、良かった部分はしっかり次につなげて切り替えて次のゲームに備えたいと思う」

NST新潟総合テレビ
NST新潟総合テレビ

新潟の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。