静岡市葵区の駿府城公園に天守閣が登場しました。素材は「段ボール」ですが、迫力ある姿が訪れた人を驚かせています。
復元をめぐり議論が続いてきた駿府城の天守閣が、芸術作品として姿を見せました。
高さ約13メートル、総重量は約1.3トンあり、段ボール1300個でできています。
野外芸術のフェス「ストレンジシード静岡」の一環としてフランス人・アーティストのオリヴィエ・グロステットさんが設計し、ワークショップに参加した200人以上のボランティアが6日間かけて作り上げました。
訪れた人は三つ葉葵の家紋やシャチホコなど、細かい部分までこだわったつくりに驚いていました。
訪れた人「パッと見てみると塗装前の城かなっていうくらい、きれいな形になっているのですごいと思います
訪れた人「段ボールでこんなにどうやって集めたって思うし、粘着テープをいっぱい使うんだなと思ったし、上のシャチホコがかわいかった」
段ボールの天守閣は、駿府城公園で5日午後2時半まで展示されていて、その後解体されるということです。