39℃以上の高熱を引き起こす感染力の強い「はしか」の患者が静岡県内を訪れていたことがわかりました。静岡県は同じ新幹線を利用するなど接触した可能性がある人に、医療機関に連絡した上で受診やワクチン接種をおこなうよう呼びかけています。

はしかは非常に感染力が強く、発症すると高熱や発疹といった症状が現れ、肺炎や中耳炎との合併症も注意が必要です。

静岡県によりますと、4月26日土曜日、はしかに感染した30代の女性が品川駅から掛川駅まで東海道新幹線を利用していたことがわかりました。

利用したのは品川駅発午前9時4分発の新大阪行きの3号車で、掛川駅に午前10時34分に到着しました。

女性は掛川駅で降りて以降利用した施設はなく、不特定多数の人との接触は確認されていません。

静岡県は2日から女性と接触が確認された人を対象に健康観察をおこなっています。

また静岡県感染症管理センターに当面の間、相談窓口を設置して対応しています。

時間は午前9時から午後5時までで、電話番号は055-928-7220です。

静岡県内では2025年3月にフィリピンから帰国した浜松市に住む20代の男性がはしかに感染したことが判明しています。

テレビ静岡
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