２４時間営業のダンススタジオが広島の中心部に誕生した話題です。
その狙いに迫ります
【辰已麗アナウンサー】
「アパレルや雑貨のショップが入るこちらのフロアにできたダンススタジオ、黒をモチーフにされていて、中も全身見える鏡張り、かっこいいですね」
先週誕生した広島では”珍しい”ダンススタジオ。
【ダンススクールＢＲＥＤ・寺西竜二社長】
「（生徒やインストラクターなど）みんなにワクワクしてほしいなと、ドキドキするじゃないですか、市内ど真ん中でパルコって若者の聖地というか」
長く”流行の発信地”として愛されてきた、ファッションビル「広島ＰＡＲＣＯ」にとっても初めての試み。
「特大スタジオ」の横幅は、発表会の会場によく使われる県内の大型施設のステージとほぼ同じ１５メートル。”映え”を意識した一面ピンクの「中スタジオ」など４つのスタジオを設けていますが、開業の背景には練習環境に関する、ある課題解決に繋げたい狙いもあります。
【ダンススクールＢＲＥＤ・寺西竜二社長】
「市内でも夜遅く、ダンススタジオで音を大きく出せるところがなくて、やはりダンスを練習する人たちが使える場所がなかなかない状況で、音のトラブルが一番だが、
ＯＫを出してもらっている場所でしていても煙たがられて、ちょっと迷惑な感じを
出されて、そこでダンサーのイメージも悪くなる。トラブルを回避することに、ちょっとでも貢献できるかなと感じている」
ダンススタジオは２４時間営業。
一定の条件を満たした会員はレッスンのない空き時間にスタジオをレンタルできるため、深夜でも音を気にする必要はありません。
【利用したダンサー】
Ｑ初めて利用してどう
「めっちゃいいです。他のスタジオだと（音量を）制限されているところもあるのでここだといい」
Ｑ普段の練習で音
「大きい方がテンションあがっていい」
「東京とか都会のスタジオっぽくて、そういう意味でもテンションがあがる」
スタジオを運営するＢＲＥＤは、県内６０か所でダンス教室を展開し、１４００人の会員を擁していて、Ｋ－ＰＯＰの世界的な人気の影響もあり、会員数は増加傾向だといいます。
今後、広島のダンス人気の高まりに注目です。
