犬塚記者:
「同じ珠洲市大谷地区ではこちらのレストランが2度の災害を乗り越えてきょう営業を再開しました」

ゴールデンウィークにあわせて1日、営業を再開したのは大谷町にある「潮騒レストラン」。おととしの奥能登国際芸術祭に合わせてオープンしたレストランで、設計は世界的な建築家、坂茂(ばん・しげる)さんが担当しました。

しかしオープンからおよそ3か月で能登半島地震が発生。
去年8月、営業再開にこぎつけるも直後の奥能登豪雨で断水し、営業休止が続いていました。

屋外のテラス席はまだ設けられていませんが、オーシャンビューの絶景を眺めながら地元の食材をつかったランチを楽しむことができます。

来店客:
「おいしかったです、ダシも効いてて」
「こんなにきれいな風景ならまた珠洲市に来たいと思います」

加藤元基店長:
「たくさんの方に来ていただいて天気も良かったのでラッキーだったなと。
久しぶりに働けて良かったです。とにかくいろんな人に来てほしいし、
今の大谷を見てほしいし、見てもらうってことは昼ごはんが必要なので
その一端が担えればなと」

レストランは当面の間、午前11時から午後3時まで営業し、
今後、ディナーの提供も検討していくということです。

石川テレビ
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