水道工事を発注する見返りに洗濯機などを受け取った収賄の罪に問われている、三重県津市の元職員2人の初公判が5月1日に開かれ、検察側は懲役2年6か月を求刑しました。
津市上下水道事業局の職員だった中村一男被告(56)と松岡泰成被告(52)は、排水管の修繕工事を発注した見返りに、業者から洗濯機などあわせて20万円相当を受け取った収賄などの罪に問われています。
1日の初公判で、2人は起訴内容を認め、検察側は「長期間にわたる常習的犯行で悪質」と指摘して、懲役2年6か月を求刑しました。
また、贈賄などの罪に問われた業者「新英工業」の社長・新居利英被告(51)は、懲役2年を求刑されています。