愛媛県は保育士の離職などを防ぐため、臨床心理士と連携して不安や悩みを抱える保育士からの相談を受け付けています。
この相談会は保育士の離職の防止や、資格があっても保育の仕事をしていない「潜在保育士」の職場復帰をサポートするため、愛媛県が今年2月から毎月第3金曜に開いています。
この日は、5月から保育士として復職する予定の女性が、職場復帰に向けた不安などを臨床心理士に相談していました。
相談に訪れた人:
「子どもを預けて自分も働いてというところで、そこの自分の気持ちの持っていき方とかも大丈夫かなと思いながらも、やっぱりちょっと誰かに聞いてほしいなと思ったので来ました」
愛媛の保育士の去年1月時点の有効求人倍率は4.31倍。全国平均の3.54倍を大きく上回っていて、現場では慢性的な保育士不足が続いています。
愛媛県は相談窓口を設けることで保育士の心理的な負担を解消し、雇用の安定につなげたいとしています。
臨床心理士による保育士相談会は事前予約制で1日3組まで。県保育士・保育所支援センターのHPや電話などで受け付けています。
#愛媛県 #保育士 #人手不足 #相談 #窓口 #復職 #潜在保育士