気持ちの良い晴天に恵まれたゴールデンウィーク序盤ですが、気象庁によりますと地球温暖化の影響で紫外線の量は直近10年間で4.6%増加。また、年間で見ても紫外線の量は5月になると一気に増えます。こうした中、注意しなければいけないのが目への負担です。

アイリスター麻布クリニック・西之原美樹 院長:
急激に浴びると角膜炎という目の痛みを強く感じる炎症も起きる。症状が進んでくると見えづらくなったり、充血したり、ひどくなった場合には、目の奥が痛くなったりという症状が出る

そんな紫外線対策として有効なのがサングラスです。

本谷育美アナウンサー:
壁一面にずらっとサングラスが並んでいます。紫外線が強くなるこれからの時期は目の保護も重要です

こちらのメガネ専門店では、紫外線が増えるこれからの時期に向けてサングラスの販売に力を入れていて230種類以上を販売しています。

メガネトップ・櫻井憲一郎 商品部長:
レンズの機能で選ばれる人は、まず紫外線カット率が1つ。もう1つは光のまぶしさのコントロールの仕方なので、いろいろな機能性のレンズで選んだり、ファッションで選ぶので薄い色を入れられたり、そういう選び方をする人が多い

日常に取り入れやすいレンズが淡いカラーのサングラスに特殊なレンズを使用したこちらは余分な光をカットして必要な光だけを通します。

さらにこんな商品も…。

本谷育美アナウンサー:
こちらもともと薄い色がついているサングラスですが、このように紫外線に似せたライトを当ててみるとだんだんとレンズの色が暗い色になってきました。かけてみるとしっかりとレンズが暗い色になっていてよりまぶしさを感じづらくなっています

紫外線に反応してレンズの色の濃さが変わるので屋内と外で付けたり外したりする手間が省けるのもポイントです。

メガネトップ・櫻井憲一郎 商品部長:
まだまだすごく少ないと思っていて全体の12%しかサングラスをかけていない。もっと目の保護などそうしたところを広めていきたい

さらに、日焼け止めや帽子など様々な対策もありますが、定番の“日傘”ではこんなものも出ています…。

高本圭市 記者:
4月から対策が必要になる紫外線。ハンズ静岡店では男性でも使える日傘が人気を集めています

静岡市内のホームセンターに設置されていたのは男性向けの日傘コーナーです。

こちらは日傘としても雨傘としても使える「IZA」。

男性用の日傘市場を拡大しようと開発されました。

ハンズ静岡店・伊藤慶昭さん:
防水加工(水が染み込むのを防ぐ)が耐水圧で1万mmもある。男性用の日傘は市場にないので、雨傘のスペックを高めるということで耐水圧を高めている

価格は税込み3850円から。

2024年から1年間で約4500本を販売する売れ筋商品で、幅広い世代から人気を集めています。

こちらの夫婦は海外での苦い思い出から購入を検討していました。

30代夫婦(妻):
1月ぐらいに新婚旅行でモルディブに行った。何も対策せず2人で真っ赤になったので、今から早めに対策しようかなと

30代夫婦(夫):
男女のもので違いがあれば実用性があると思えば購入しようかと思う

ハンズ静岡店・伊藤慶昭さん
男性でも最初は抵抗があった人もいたが、酷暑と言ってもいいと思うので、その影響で(日傘を)さす人が非常に多くなっている

2025年も酷暑が予想されるこれからの季節。

紫外線から身を守る対策が必要となってきそうです。

テレビ静岡
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