赤沢経済再生相は、アメリカとの2回目の関税協議に向け、30日にワシントンへ出発します。
交渉のカードとしては、新たに輸入車の安全審査の手続きを簡略化する枠を倍増させる案が検討されています。
赤沢経済再生相は30日午前、ベッセント財務長官らとの2回目の関税協議に向け、羽田空港からワシントンに向かいます。
今回の協議で日本側は、アメリカに追加関税の撤回を求める見返りとして、大豆やトウモロコシなどの農産品の輸入拡大に加え、新たに輸入車の安全審査の手続きを簡略化する台数を倍増させる案を示すことが検討されています。
また、砕氷船などの造船技術についてアメリカに協力する案も浮上していて、トランプ政権に対し、パッケージで提案する見通しです。