熊本県は28日夜、八代市にある特別養護老人ホームでノロウイルスによる集団食中毒が発生したと発表しました。
食中毒が発生したのは八代市東陽町にある特別養護老人ホームひかわの里です。
県によりますと、4月21日にこの施設で調理された昼食をとった58人のうち、
60代から100歳代までの入所者や職員ら23人に下痢や嘔吐などの症状が出たということです。
23日に施設から報告を受けた八代保健所が調べたところ調理従事者を含む患者8人からノロウイルスが検出されたということです。
県は、この施設が原因の食中毒と断定。29日までの2日間、施設での給食提供を停止する処分を行いました。症状が出た23人は全員、快方に向かっているということです。