鹿児島県薩摩川内市は、市役所本庁の職員が関係団体の口座から約68万円を不正に引き出したなどとして、懲戒免職処分にしたと発表しました。
28日付で懲戒免職処分となったのは、薩摩川内市役所本庁に勤務する職員です。
薩摩川内市によりますと、この職員は、2024年4月から11月までの間に、担当する市のスポーツ推進委員協議会などの口座から約68万円を不正に引き出すなどしていました。
3月、業務の引き継ぎの際、口座からの不明な引き出しが判明し、発覚しました。
職員は「ギャンブルや生活費に使っていた」と話しているということです。
薩摩川内市では、職員の所属や性別、年齢について、社会復帰への妨げになるなどとして明らかにしていません。
また、被害金額が弁済されているとして、刑事告発は検討していないとしています。
薩摩川内市・田中良二市長
「誠に遺憾であり、市民の皆様、並びに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます」