4月、宮城県大崎市に開校した日本語学校で4月28日、地元の高校生などとの交流会が開かれ、留学生たちが日本の食文化について学びを深めました。
この交流会はおおさき日本語学校に通う留学生に、日本語を実践的に使う機会を提供しようと開かれたもので、古川黎明高校の生徒や地域の住民など約50人が参加しました。
28日、留学生に振る舞われたのは、高校生が開発し、地元の古川なすを使った「ナスンドケーキ」です。
高校生:ナス苦手でもいけますか?
留学生:言われないとナスが入っているって分からなかった。
このケーキは、豚肉由来の成分やアルコールを含まないため、宗教上の理由で口にできない人でも、食べることができるということです。
留学生(インドネシア)
「すごくおいしかった。そしてムスリムとして、アルコールなしで安全に食べられてすごくうれしい」
留学生(台湾)
「大崎の野菜が利用できて、とても良かった」
おおさき日本語学校は全国で2例目となる公設公営の学校です。この交流会は、「O(オー)タイム」と呼ばれる総合学習の一環で行われ、今後も定期的に開催される予定です。