おととし、日本維新の会の上野蛍元富山市議が県議選に出馬した男性に現金を要求して、受け取っていた問題で、富山地方検察庁は上野氏を不起訴処分としました。
この問題は、おととし4月、上野蛍元富山市議が県議選で次点で落選した 党公認候補の男性に現金を要求して45万円を受け取っていたとされるものです。
これに神戸学院大学の上脇博之教授は「県議選立候補者から選挙運動の報酬を受け取ったことは公職選挙法に違反する」とし、富山地検に告発状を送っていました。
告発は今月25日に受理されましたが、富山地検は同じ25日中に「不起訴処分」としました。
地検は不起訴とした理由を明らかにしていません。