ドローンを使って稲の種を水田に直接播く取り組みが南砺市で行われました。
南砺市のみどり営農組合では、農作業の効率化や省力化を目指す「スマート農業」の一環で、JA福光などと協力して3年前から実証実験を行っていて、27日と28日は担当者がドローンを使い、コシヒカリの種を水田に直接播きました。
ドローンを使うことで省力化や作業日程の短縮に効果があり、田植え機で苗を植える場合、4人で4日かかるのが、ドローンで種を播くのは2~3人で1日で済むとということです。
今年は種を播く水田の面積を大幅に拡大したうえ、AIを活用してムラなく均一に種を播けるようになったということで、営農組合などでは今後、種まきから害虫の駆除まで一貫して自動飛行で行うことを目指しています。
*みどり営農組合 藤井敏一代表
「今まで田植えは、若い人で休みでも何かと理由をつけて出られないこともあったが、ドローンを契機に若い人も参加してくれるようになったからオペレーターが一気に若返ってきて来年再来年から非常に楽になる。」