帰省や旅行で福岡を訪れる人も多いゴールデンウィーク。

かき入れ時だけに、お土産の業界も盛り上がっています。

福岡お土産の最新事情を取材しました。

博多駅にある「FUQUOKKA(フクオッカ)」。

いつでも笑っているように見え、“世界一幸せな動物”とも呼ばれる「クオッカワラビー」にちなんだ名前のこの店で販売されているのが…。

◆購入客
「子供のお土産に。そのまま食べるよりこういうのがあった方が楽しい、かわいい」

「型抜きで子供も楽しめて、目を引くような形なので選びやすかった」

型抜きができるバームクーヘンです。

期間限定のハチミツ味は「サンキュー」のメッセージ付で感謝を伝えたい人向けにピッタリです。

一方、福岡の名物の1つといえば「もつ鍋」。

冷凍や真空パックが人気ですが、今話題なのが缶詰のもつ鍋です。

担当者に話を聞くと「缶詰の中ではかなり攻めて作りました」とのこと。

食べ方は、缶詰を開けて鍋に投入し、キャベツやニラを入れて、缶詰と同じ量の水を注ぎ、4分ほど待つだけ。

あっという間に完成です。

◆記者リポート
「みそ味いただきます~。もつの食感もあってスープもピリ辛の甘いみそで、これが4分で手軽にできるならお土産にもらうとうれしいですね」

そして忘れてはいけないのが、名物の「明太子」。

老舗メーカーが製造し、注目されているのが「イカす!めんたい寿司」です。

◆購入客
「前に来た時、売り切れていたので気になっていて」

「インスタに出てて、(今度)お土産でこれを持っていこうかなと思って、まずは自分で味見してからと」

冷凍でネット販売もされていて、「ふくや」の明太子と柔らかくも歯ごたえのあるイカを押し寿司に仕上げました。

◆ふくや 福岡空港店 大谷尚毅 店長
「中に大葉とごま油を使っていてとても風味豊かで、最高1日200個売れたり、新しい博多土産ということで(人気)」

一方、同じ明太子でも…。

◆やまや ファクトリーテラス 中村桃子さん
「明太子屋さんなんですけど、食べられない明太子がオススメです」

食べられない明太子!? それが、4月発売されたばかりの「お風呂で明太子気分入浴料」です。

去年、創業50周年を迎えたのをきっかけに、おもしろいことをやってみようと開発されました。

中身はまさに明太子そのものの色。

湯船に入れてみると…。

◆やまや BtoB本部 マネージャー 山内秀斗さん
「明太子に漬けこまれているかのような体験ができるのが特徴。やまやの明太子の特徴の4つの食材を入れている」

唐辛子に柚子、さらに真昆布と酒粕のエキスを使っていて、保湿効果もあると好評なんだそうです。

◆やまや BtoB本部 マネージャー 山内秀斗さん
「明太子を食べるだけでは飽き足らない“明太子LOVER”の皆さん、いろんな角度から当社の明太子を楽しんでいただければ」

次々と新製品が生まれている福岡のお土産。

いつもと違った商品を選んでみてはいかがでしょうか?

テレビ西日本
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