追跡!野菜のお値段深津さんです。

ゴールデンウイークのこの時期、おいしい地物のタケノコが最盛期を迎えています。

ただ、ちょっと注意もあるようです。

「追跡!野菜のお値段!」

*深津アナ
「地物野菜ですがずいぶん様相が変わりましたね」

*大松青果 大井山行雄会長
「先々週までは富山市産のナバナが山のようにあったが、28日はもう3ケースくらい今週で終わりかな変わって出てきているのはタケノコ。先週で県外産のタケノコは終わり。後は地物のタケノコ、黒河産28日から上市産もはじまっています。タケノコ自体は今年は裏年連休終わるころまであるかないかなというところ」

*深津アナ
「裏年というのは?」

*大松青果 大井山行雄会長
「不作の年。表年と裏年と一年ずつ交互にくるので、タケノコGW前半くらいに召し上がっていただいたほうがいいと思います知らぬ間になくなっているかも」

県外産の野菜は

*大松青果 大井山行雄会長
「相場的には全般的に落ち着いているけど、その中でとんでもない値段になっているのが、馬鈴薯とタマネギ。新ジャガこの季節は、鹿児島産と長崎さんの入荷があるが、今年は2月の寒さの影響で長崎のジャガイモ入荷ない、鹿児島だけこれだと末端の売価で100円ぐらい北海道のタマネギも入荷が終了ということで、愛知県の新タマネギこれも価格が下がっていない。ですからジャナイモとタマネギは高い。ばら売りが中心になって来ると思う。値段は高いと思っている。青果業界にとっては2月、3月の寒さがボディーブローのように効いている」

一方で嬉しい入荷も。

*大松青果 大井山行雄会長
「レタス。28日から長野産のレタスが始まった。きれいなレタス27日収穫してこちらに持ってきたので鮮度が違う。定番価格が198円で特売で150円くらい」

*深津アナ
「みずみずしい。これまでは淡路さんが主流だった?」

*大松青果 大井山行雄会長
「そうですあと茨城もあったけど完全に長野の高原野菜ということになってくる」

*深津アナ
「長野は近いから新鮮なものが届く?」

*大松青果 大井山行雄会長
「新鮮なものが一晩で届く」

*深津アナ
「違いますね、ツヤが違う」

*大松青果 大井山行雄会長
「どうしても時間た月と切り口が赤くなってくる。長野産は半年くらい入荷が続く」

そして、フルーツの新顔も紹介します。

*大松青果 大井山行雄会長
「きょうパイナップルとキウイフルーツを紹介します。台湾産のパイナップルが入荷していてこれが3月末から6月ごろまで入荷します。キウイフルーツ。これはニュージーランド産、今年からルビーレッドという小粒だけど中がルビーのベリーのような感じがするキウイが出たまずはパイナップルから年中あるフィリピン産と比べます。特徴としては台湾産は芯まで食べられる」

*深津アナ
「いただきます…酸味が強くない」

*大松青果 大井山行雄会長
「強くないので甘味が感じられると思います」

続いてフィリピン産です

*深津アナ
「香りがすごく強いですね。酸味と甘みのバランスがちょうどよい、台湾産よりフィリピン産のほうが酸味が強い」

続いてキウイ。

左がゴールド、右がレッドです。

*深津アナ
「あー!全然違いますね。なんだかイチジクのような」

*大松青果 大井山行雄会長
「ちょうどいい完熟になっていておいしい、ルビーレッドのほうを」

*深津アナ
「果肉がすごく柔らかいですね。そして、赤い部分かな?後から酸味がスーッと効いてくる。ルビーキウイは今の時期?」

*大松青果 大井山行雄会長
「だいたい4月~6月の季節限定」

*深津アナ
「台湾パインも今の時期?」

*大松青果 大井山行雄会長
「3月~6月いっぱいくらいまで」

*深津アナ
「カットフルーツが売られているけれど切りたてのおいしさがありますね」

*大松青果 大井山行雄会長
「風味が違うのと、添加ぶつも入っていないのでフレッシュで味の違いが大きくわかると思います」

それでは今週のお値段表を見てみましょう。

市場価格前の週との比較です。

レタス、空白になっていますが、これは産地が長野産に切り替わったためです。

店頭販売価格でだいたい198円前後の予想です。

タマネギは18%アップ、新ジャガイモは先週よりダウンとなっていますが、北海道産ふくめ全般に量が少なく、例年より高くなっているということです。

富山テレビ
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