ベトナムを訪問している石破首相はチン首相と会談し、アメリカの関税措置について意見交換した上で、自由貿易体制を強化していく方針で一致しました。
首脳会談は約2時間行われ、インフラ整備の支援や半導体・脱炭素など幅広い分野での協力強化を確認しました。
また世界経済やトランプ政権の関税措置についても意見交換し、多角的自由貿易体制の維持・強化に寄与していくことで一致しました。
石破首相:
日本とベトナムとの関係を強化をすることは、我々のパートナーシップの名が示す通り、両国、そしてまたこの地域の安定と繁栄に資するもの。
安全保障分野では、中国への対応を念頭に法の支配の重要性を確認し、外務・防衛次官級の会合「2+2」を創設するなど、協力を深めていくことで一致しました。