ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)は父親となって初の“パパ初尽くし”、佐々木朗希投手(23)はメジャー初勝利を懸け6度目のマウンドに登りました。

“6度目の正直”を誓いピッツバーグ・パイレーツ戦に登板した佐々木投手。

その初球でした。
高めに浮いたボールを身長2メートル超えのクルーズ選手にスタンドまで運ばれ、いきなり先制を許しました。

それでもその裏、大谷選手が父親となって初の長打となるツーベースヒットを放つと勢いづいたドジャースはこの回さっそく逆転しました。

迎えた5回、佐々木投手はノーアウトランナー2塁3塁の大ピンチを背負いますが“伝家の宝刀”スプリットで空振り三振。

続くバッターは、先制ホームランを浴びたクルーズ選手。
今度はスプリットが甘く入り、タイムリーを許した佐々木投手。

またも難敵が立ちはだかり逆転されてしまいました。

それでも大谷選手が黙ってはいませんでした。

ライト線への打球で一気に3塁へ。
“パパ初”のスリーベースで“パパ初”のマルチヒット。

これをきっかけにドジャースが同点に追いつくと佐々木投手は6回のマウンドに登り、またもスプリットで三振を奪うなどメジャー移籍後最多の93球を投げ後続にマウンドを託しました。

そんな粘りのピッチングに応えようと大谷選手は7回にもタイムリーツーベース。
“パパ初”の打点をマークすると、この後“パパ初”盗塁も決めました。

打線に火がついたドジャースはパイレーツを圧倒し連敗を3でストップしました。

佐々木投手のメジャー初勝利はまたもお預けとなりましたが、大谷選手は「また次の試合(佐々木投手の登板)に期待したいし、その試合で打てるようにまた頑張りたい」と話しました。

フジテレビ
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報道スポーツ部
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