物価上昇が続く中、県内最大の労働団体・連合富山はメーデーを開催し、賃上げの継続に向け結束を誓いました。
メーデーは労働者が団結と権利主張のために開く集会で、会場となった富山国際会議場には、連合富山に加盟する約150の組合から1200人が集まりました。
今年の春闘について、浜守秀樹会長は「粘り強く交渉した結果、過去最高の水準となった」と総括した上で「未解決組合にとってはこれからが勝負所」だと述べ、支援を継続するとしました。
連合富山によりますと、春闘は7割の組合で妥結し、賃上げ額は1万5310円、率にして去年を0.39ポイント上回り過去最高となっています。