高速船「クイーンビートル」の浸水隠ぺい事件を受け、JR九州の古宮社長が26日「グループ全体での安全構築」を強調しました。

クイーンビートルは去年2月から3カ月にわたり浸水を隠ぺいして運航していたことが明らかとなり、去年12月、日韓航路からの撤退が決まりました。

この事件をめぐっては福岡海上保安部が今月、海上運送法の安全確保命令違反などの疑いで、運航会社のJR九州高速船と当時の社長ら8人を書類送検しています。

◆JR九州 古宮洋二社長
「真摯に反省をして安全はJRグループの一番大切なところですので、グループ全体として受け止めて安全の構築に努めたいと思っています」

JR九州の古宮社長は「検察の捜査に真摯に対応したい」としています。

テレビ西日本
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