北海道オホーツク地方の美幌町で、首にクギのようなものが刺さったハトが見つかり、警察が鳥獣保護管理法違反の疑いで捜査しています。
4月25日午前7時30分ごろ、美幌町美芳にある住宅裏の側溝で、住人の男性が首に”クギ”が刺さったハトを発見し、役場に連絡しました。
その後、午後2時ごろ、役場から「ハトの頭に矢が刺さっていて、ハトは生きている」と警察に通報がありました。
通報を受け警察がハトを確認した後、オホーツク総合振興局に連絡。
現場に駆け付けた振興局の職員がハトから”クギ”を抜くと、ハトはそのまま飛び去ったということです。
警察によりますと、”クギ”は7.5センチの長さで、ハトの首に1センチほど刺さっていて、一部は紙で包まれていました。
警察は鳥獣保護管理法違反の疑いで、”クギ”を刺した人物がいるとみて調べを進めるとともに、不審者などの情報があれば、美幌署(0152‐72‐0110)に連絡してほしいとしています。
北海道内では2月~3月にかけて、旭川市で首に”矢”が貫通したハトが見つかるなど、ハトを狙った事件が相次いでいます。