企業と連携して熱中症の搬送者を減らそうと、佐賀市で官民が連携した対策会議が開かれました。

この会議は、地域の企業とともに熱中症の搬送者を減らそうと佐賀市が大塚製薬と協力して開いたものです。
25日は消防や医師会、民間企業なども含め約20の団体が参加しました。
会議では、最近の熱中症の搬送事例や今年の夏が平年に比べ平均気温が高い見込みであることなどを共有しました。
また、参加した企業からは、店舗を涼み処として開放するなどといった今後の取り組みの紹介がありました。

【佐賀市保健福祉部 牛島省吾部長】
「全国平均に比べて高齢者の症状訴える方が多いという発表があったので、高齢者の方へ広く情報が行き届くように色々工夫をこらしていきたいと思っている」

【大塚製薬ニュートラシューティカルズ事業部九州第一支店佐賀出張所 生見隆浩所長】
「佐賀市内の企業・団体と横断的に連携することによって、熱中症に対しての意識向上ですとか、環境整備につながればいいと考えている」

熱中症の対策会議を官民が連携して開催するのは県内で初めてだということです。

サガテレビ
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