愛媛県今治市の観光スポットといえば、年間30万人以上のサイクリストが訪れる「サイクリングの聖地」しまなみ海道。今年のゴールデンウィークも去年を上回るサイクリストの利用が見込まれています。
しまなみジャパン・高久宏満課長:
「(今治駅前レンタサイクルでは)この4月に入ってからも前年の130%程度の利用率になっております。この調子でゴールデンウィークも多くの方に来て頂きたいと思っております」
実はレンタサイクルの一番のかき入れ時となるのが春から初夏へと移り変わり。まさにアウトドア日和のゴールデンウィークなんです。
観光地域づくり法人「しまなみジャパン」が、今治と尾道で展開するのはレンタサイクル事業。昨年度の利用台数は約13万6000台でした。「サイクリングの聖地」としての知名度は国内外で年々高まっていて、コロナ禍前のピークの約15万台に迫りつつあります。
自転車を借りた米国女性:
「(しまなみ海道は)多くの人の美しいという感想をインターネットで見て興味を持ちました。大三島に行って宿泊する予定です」
JR今治駅前のサイクリングターミナルでは、電動アシスト機能が付いた「E-バイク」、13の言語に対応したディスプレイ型の翻訳機を導入するなど、受け入れ態勢を強化しています。外国人観光客の増加も主な理由の一つです。
しまなみジャパン・高久宏満課長:
「大阪万博でこちらの方に来られる方も多くなり、長期の連休というよりは前半後半と分けて連休を取られるという方もいらっしゃるかと思います。多くの方に来て頂けるのではないかなと思っております」
愛媛では松山空港で国際線が増便するなど観光業に追い風が吹いていて、しまなみ海道の今年のゴールデンウィークは、去年を上回るサイクリストの利用が見込まれています。
#愛媛県 #今治市 #観光 #しまなみ海道 #サイクリング #GW #利用者 #インバウンド #外国人観光客 #訪日外国人 #レンタサイクル