日本文化の総合芸術とも言われる「茶の湯」の世界に浸れる企画展が、福井市の愛宕坂茶道美術館で始まっています。
      
この企画展は、様々な花が咲き誇るこの時期に花と共に茶道の歴史も楽しんでもらいたいと、茶の湯を大成した人物として知られる「千利休」をテーマに行われています。
 
利休は安土桃山時代に活躍し、簡素な茶道具を用いて行う「わび茶」を広めた茶人で、会場には利休ゆかりの掛け軸や茶碗、竹の茶杓など25点が並んでいます。
 
利休から弟子の柴山監物に宛てた手紙の文には豊臣秀吉の名もあり、内容から利休と秀吉が近しい間柄だったことを読み取ることができます。
 
この企画展は6月22日まで行われます。
        

福井テレビ
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