宮城県丸森町で春の味覚タケノコの出荷が始まりました。今年は収穫量が少ない「裏年」にあたるものの、おいしく育ったそうです。
丸森町の耕野地区では生産者などが出席してタケノコの出荷式が行われました。丸森町では福島第一原発事故から11年後の2022年に全ての地区で出荷制限が解除され、国より厳しい検査をクリアしたタケノコが出荷されています。
今年は収穫量が少ない「裏年」にあたり、先月中旬の寒さもあって生育が遅れ、出荷量は去年の約3分の1の1万本程度を見込んでいるということです。
耕野たけのこ生産組合 八島健組合長
「ぜひ耕野に来てもらって直売所でおいしいたけのこを買って食べてもらいたい」
出荷作業は6月下旬ごろまで行われます。また、来月10日には「たけのこまつり」が開かれ、収穫体験などを楽しむことができます。