生鮮カツオの水揚げが28年連続で日本一となった宮城県気仙沼市で4月24日、漁船の安全航海と大漁を祈願する「大漁祈願祭」が行われました。
大漁祈願祭は毎年春に魚市場を運営する気仙沼漁業協同組合が開いているものです。24日は関係者約30人が出席し、気仙沼港に所属する75隻の漁船の安全航海と大漁を祈願しました。
神事の後は供え物を載せた「御召船」が神社から運び出され、「魚魂祭」として代表者が活魚を海に放しました。
気仙沼漁業協同組合 齋藤徹夫組合長
「(カツオの)予測はいろいろあるが、海は我々には計れないところがあるので、不漁予測を覆す豊漁があればいい」
気仙沼市魚市場では、生鮮カツオの水揚げが28年連続で日本一となっていて、昨年度の水揚げ額は目標としていた200億円を突破しています。