大型連休を前に、栗駒山麓の観光ルートが開通しました。冬の間通行止めとなっていた宮城と秋田を結ぶ国道398号線の封鎖が4月24日、解除されました。
栗原市花山の「温湯ゲート」前です。
登米市から
「ちょっと早いかもしれないけど、山菜を採りに来た。春が来たなという感じでわくわくして」
24日正午、冬の間閉ざされていたゲートが開けられ、20台ほどの車が次々と通り抜けて行きました。
秋田県湯沢市皆瀬までを結ぶ国道398号線の約27キロの区間は、豪雪地帯のため、例年11月下旬から通行止めとなり、ゴールデンウイークを前に通行が再開されます。この冬は例年と比べて積雪が多く、県は除雪を去年より1週間早い3月11日から始め、約3週間かけて作業を完了させました。
栗原市建設部 伊藤英和部長
「安全に通れる状態になっているので、ぜひ観光で来てほしい」
4月29日までは午後5時から翌朝9時の間、路面凍結のおそれがあるため、夜間通行止めが行われます。