鹿児島県内の百日ぜきの感染者が拡大を続けていて、先週は速報値で64人と、前の週の2倍以上となりました。
百日ぜきはかぜのような症状で始まり、激しいせきが長期間続くのが特徴で、1歳以下の子どもが感染すると死に至ることもあるということです。
県によりますと、4月20日までの1週間、県内で百日ぜきに感染した人の数は速報値で64人で、前の週の2倍を超えました。
感染者64人を年代別に見ると、0歳~19歳までに集中し、このうち10歳から14歳が41人と全体の6割を占めています。
県は手指消毒やマスクの着用といった感染対策を呼びかけています。