SNSで女性名義のアカウントを使う人物に好意を抱き、オンラインショップの経営を勧められた福岡県大川市の男性が1000万円あまりをだまし取られたことがわかりました。
筑後警察署によりますと大川市の自営業の男性(59)は2月22日ごろ、SNSアプリを通じて知り合った女性名義のアカウントを使う人物とやり取りを続けるうちに好意を抱くようになりました。
男性はその人物からオンラインショップの経営を勧められ、指示されたとおりに経営に必要なアプリをダウンロードしました。
すると男性は「客から商品の注文を受けると一旦、その商品代金を代わりに支払う必要があり、後日、代金と利益分が入金される」などと説明されたため、4月にかけて8回にわたり指定口座に合計1004万円を振り込みだまし取られたということです。
警察は恋愛感情を抱かせて金銭だまし取るSNS型ロマンス詐欺事件として調べるとともに
▽SNS上での投資話は詐欺の可能性があります
▽面識のない人にお金を振り込んではいけません
などと注意を呼びかけています。