福岡市最大の繁華街、天神に24日、大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング」(ワンビル)が開業しました。

最先端のオフィスに商業フロアとホテルを備え、市の再開発促進策「天神ビッグバン」の集大成となっています。

24日午前10時のオープンを前に、ワンビルには開業を待ちわびる人の列ができました。

午前3時半から並んでいたという人は…。

◆並んでいた人
「こういう商業施設に一番に入れるのはなかなかないと思い、休みもとれたので来た。新しい雰囲気を最初に体感できるのはすごくうれしいです」

ワンビルは地下4階、地上19階建てで、商業フロアには九州初進出の60店舗を含む約130のテナントに加え、ホテルも入ります。

西鉄によりますと九州初出店・新業態は60店舗で、全体の6割超が、県内ではワンビルだけで楽しめる店舗となるほか、さらにエリア旗艦店や最新の店舗モデルとしてワンビルにしかない充実した品ぞろえやサービスも提供されるということです。

飲食関連のテナントも充実し、ワンビルの飲食店舗の総客席数は約1800席と天神地区最大級となります。

また上層階は最先端のオフィスフロアとなり、ビルを開発した西鉄や九電工の本社などが入ります。


午前9時半から関係者が出席してセレモニーが開かれた後、午前10時に開店すると、待ちわびた買い物客がビルに流れ込み、さっそく買い物などを楽しんでいました。

ワンビルは商業施設「天神コア」「天神ビブレ」と西鉄本社が入る福岡ビルの3棟を解体し、新たに建てられ、市の再開発促進策「天神ビッグバン」の目玉となっています。

テレビ西日本
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