熊本商工会議所が台湾の大学生向けに行ったインターン事業で9人が県内企業へ入社しました。新入社員らは23日、木村知事を訪問し、「日本と台湾の架け橋になりたい」と意気込みを語りました。
TSMCの県内進出をきっかけに熊本商工会議所は2年前から台湾の3つの大学と連携しインターンシップや就職説明会などを行っていて、この事業の1期生として去年9月以降、合わせて9人が県内企業5社に就職が決まりました。
23日は、このうち8人が木村知事を訪問。
熊本商工会議所の久我 彰登会頭は「台湾の文化を理解し、日本に興味を持つ若い人に熊本に来てもらい、いろんな業種で働いてもらうことが今後の日本と台湾の振興につながる」と述べました。
新入社員らは「熊本のインターンシップで熊本のことを理解し好きになった」「熊本の発展に貢献できるよう台湾と日本の架け橋になりたい」などと抱負を語りました。
熊本商工会議所は今年度、対象を5つの大学に拡大し、現地での就職説明会やインターンシップを実施するということです。