ゴールデンウィークまであと少し。

お出かけの予定を考えているという人も多いのではないでしょうか。

鹿児島市の県歴史・美術センター黎明館では、いま、親子で恐竜時代にタイムスリップできる、体験型アトラクションが楽しめます。

もし、恐竜の世界に迷い込んだら?

皆さんもそんな想像をしながらご覧下さい。


森の奥から響く低い鳴き声に…フェンス越しにチラリと見える鋭い牙。

鹿児島市の県歴史・美術センター黎明館が、いま「恐竜の世界」に姿を変えています。

鹿児島で初めて開かれている「恐竜展 ダイナソーメイズ」。

会場全体が巨大な迷路になっていて、恐竜と一緒に冒険気分が味わえます。

会場でまず目に入るのが化石の複製!

専門家の意見を元に骨格や歯の形、戦ったあとの傷まで再現されていて、当時の恐竜の生態などを学ぶことができます。

化石の複製はすべて本物と同じ大きさ!

こちらのトリケラトプスの大きな頭の化石は抜群の存在感です。

ジャングルのような空間を探検していると…突如目の前に恐竜が!

この恐竜、まるで生きているようにリアルに動くロボットなんです。

この日会場を訪れていた子供たちに特に人気の恐竜が…

恐竜が大好き
「トリケラトプス!」

Q.トリケラトプスのどこが好き?
「足が速いから」
「トリケラトプス。かわいいかった」

並んでいる恐竜の中でも特におだやかな表情の「トリケラトプス」。

まばたきや呼吸、喉から響く鳴き声はまるで本物のようです。

ほかの恐竜よりも丸みがあるフォルムに、柔らかい表情で描かれることの多い、草食の恐竜「トリケラトプス」。

しかし、この3本の角と頑丈なえり飾り。

実は、最強の肉食恐竜・ティラノサウルスに立ち向かっていたという説も。

見た目から想像する優しいイメージとは正反対の強さに心を掴まれる子供が続出です。

様々な恐竜に出会いながらジャングルを進むと・・

子ども
「(カメラマンに)早く!」

突然現れたのは巨大な「うんち」?

「うんち。でっかい、さっきの恐竜のうんち!」

ということは…近くにまだ恐竜がいるかも?!

ドキドキしながらさらに進んでいくと…現れました!

鋭い牙とギラリと光る目!

最強の肉食恐竜・ティラノサウルスです!

大きさは約5メートル!

展示されている恐竜ロボットの中で1番の大きさです。

山根美乃梨アナウンサー
「食べられる5秒前の距離です。近い!」

推しポイントはなんといっても「至近距離!」

山根美乃梨アナウンサー
「尻尾の振り幅がこっちに迫ってきそうなくらい大きい」

思わず後ずさりしてしまいそうな迫力です。

太古の世界では、何が出てくるか分からない。ドキドキとワクワクを親子で満喫していました。

将来の夢は恐竜博士
「かっこよかった」

家族と友人で来場
Q.楽しかったのは?
「ティラノ(サウルス)とスピノ(サウルス)」
Q.実際見てみてどう?
「ちょっと怖かった」
「ガオーっていう音がするのが大好き」

親子で来場
「めっちゃ近くで見られたから楽しかった」
「しっぽにぶつかりそうになった時はある」

子どもと来場
「迷路も楽しかった。どんどん先に進んで行くので『何があるかな?』というのが次々あったので面白かった」

子どもと来場
「まさかこんな大きい展示があるとは思っていなかった。(恐竜が)いつの時代だという年表も最初にあったので学びも深められたかなと思う」


恐竜迷路を抜けた先にはグッズコーナーが。

ぬいぐるみやスタンプなど約150点が並びます。

冒険の思い出を形にして持ち帰るのも楽しみの1つかもしれません。

ゴールデンウィークは心躍る恐竜の冒険に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。


『恐竜展ダイナソーメイズ』は鹿児島市の県歴史・美術センター黎明館で、5月6日まで開かれています。

このほか会場にはいろんな仕掛けがあり、会場内の5カ所にあるQRコードをスキャンしてスマホをかざすと、まるで恐竜がその場にいるような映像が楽しめるという演出もあるということです。

会場は写真、動画の撮影もOKということで、思い出に残る映像もぜひたくさん撮ってくださいね。

鹿児島テレビ
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