北海道・知床半島沖の観光船沈没事故から3年がたちました。

3年前の4月23日、知床半島沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU I」が沈没し、20人が死亡、6人が行方不明となりました。

事故から3年、23日朝、地元・斜里町の港には、祈りを捧げる人の姿がありました。

「KAZU I」に6年前乗船:
知床はいいなって思う半面、痛ましい事件事故があったというのが本当に残念。(行方不明者が)一刻も早く見つかって、ご親族の方に帰られるというのは切に願いたい。

午後は追悼式典が行われ、町民や家族など約120人が参列。
犠牲者へ花を手向け、観光の安全を誓いました。

2024年、業務上過失致死の罪で起訴された運航会社の桂田精一社長は2025年も式典に姿を見せず、2024年まで届けられていた供花も2025年はありませんでした。

北海道文化放送
北海道文化放送

北海道の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。