一般ドライバーが有料で客を運ぶ「日本版ライドシェア」で、新たに境港に寄港するクルーズ船の乗客を対象にした運行が始まることになりました。クルーズ船限定の運行は国内2例目です。
このクルーズ船の乗客を対象にした日本版ライドシェアは、境港管理組合が、境港に寄港するクルーズ船の乗客が観光で上陸した際の交通手段をより多く確保しようと国交省へ申請していたもので、4月22日付で許可されました。
運行日は、乗客定員1000人以上のクルーズ船が寄港する日で、時間は、船の入港1時間後から出港1時間前までとなっています。
運行を担当するのは地元の「港タクシー」で、タクシー5台を使って乗客輸送にあたります。
最初の実施日は5月30日で、乗客定員約2700人のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の寄港時が予定されています。
日本版ライドシェアは、山陰各地でも運行が相次いでいますが、クルーズ船の乗客限定は中国地方では初めて、国内でも沖縄の宮古島に次いで2例目です。