国会で党首討論が約半年ぶりに行われます。
石破首相と野党各党のトップが23日午後、アメリカの関税措置などを巡り、直接論戦を交わします。
国会記者会館からフジテレビ政治部・大家璃子記者が中継でお伝えします。
午後3時からの党首討論でも主な論点は、やはり“トランプ関税”で、トップバッターの立憲民主党・野田代表は、今後の交渉に臨む政府の姿勢をただす考えです。
23日午前10時過ぎ、FNNの取材に応じた野田代表は「本当に国難という構えで交渉しているのか、きちんと聞いていきたい」と意気込みを語りました。
立憲・野田代表:
(Q.党首討論へ)メイク・ジャパン・グレイト・アゲイン。ピンチをチャンスに変えるような戦略を持つべきだという提案などしたい。
野田代表に続く日本維新の会の前原共同代表は、日米関係を安全保障分野から質問する見通しです。
一方、トリを務める国民民主党の玉木代表は、いわゆる「就職氷河期」世代への支援を巡り、石破首相に提案をしたいとしています。
党首討論は5月と6月も開催される予定で、会期末まで激しい論戦が続きます。