23日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸した。
アメリカと中国との貿易摩擦が緩和に向かうとの期待感から買いが膨らんだ。
22日、トランプ大統領はアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長について、「解任するつもりはない」と明言した。また、中国製品に対する関税率の引き下げを検討しているとの認識を示し、投資家の間でアメリカと中国との貿易を巡る懸念が和らいだ。
結局、ダウ平均は前日比419ドル59セント高の3万9606ドル57セントで取引を終えた。前日終値からの上げ幅は1200ドルに迫る場面もあった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、407.63ポイント高の1万6708.05で引けた。