生活習慣病を持つ人は、熱中症で入院するリスクが最大5倍に跳ね上がるという分析結果です。
危険な暑さへの注意を呼びかける「熱中症警戒アラート」が23日から開始されるのを前に、住友生命保険は22日、熱中症に関する医療データなど1000万人分以上を分析した「熱中症白書」を公表しました。
熱中症白書によりますと、生活習慣病を持つ人は、持たない人と比べて熱中症で入院するリスクが2倍から5倍ほど増加しました。
一方、日常的な歩行習慣がある人は、入院するリスクが1割以上減少したとしています。
また、年代別では10代と高齢層(60代以上)で熱中症と診断されるリスクが高い傾向にありました。