ローマ教皇の死去を受け、やり直しの裁判で無罪が確定した袴田巖さんの姉・ひで子さんは報道陣の取材に追悼の意を表しました。
袴田巌さんは死刑囚として収容されていた際、東京拘置所で洗礼を受けてカトリック信者になっていて、2019年にフランシスコ教皇が東京ドームで執り行った大規模なミサに招待されました。
また、やり直しの裁判で無罪が確定した後の2025年2月には教皇の意向でローマ教皇庁から無罪判決を祝う手紙とロザリオが届いています。
姉のひで子さんは4月21日、報道陣の取材に「突然亡くなったと聞いて驚きました。ご冥福をお祈りするしかございません。長年、気にかけてもらって心強さを感じました」などと追悼の意を表しました。