連休明け21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前営業日終値比971.82ドル安の3万8170.41ドルで取引を終えた。4営業日続落した。
トランプ氏は先週に続き、FRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長に利下げを迫るメッセージをSNSに投稿し、圧力を強めた。中央銀行であるFRBの独立性が揺らぐとの懸念が高まり、警戒した売りが広がり、下落した。下げ幅は一時1300ドルを超えた。
株に加えてドルとアメリカ国債が売られる「トリプル安」も再燃した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は415.55ポイント安の1万5870.90で引けた。