4月とは思えない暑さ。21日は山鹿市鹿北町などで最高気温が30度を超えて
県内でことし初めての『真夏日』となりました。そして、暑い時期に食べたくなるのがスイカ。熊本市北区植木町の生産者を取材しました。
【中原理菜リポート】
「午後2時半すぎの熊本市中央区です。雲の隙間から日が差すとじんわり汗が出てくる暑さです。半袖姿の人も見られます」
高気圧に覆われ、南から暖かく湿った空気が流れ込んだ県内では気温が上がり、
最高気温は山鹿市鹿北町で30・3度、あさぎり町で30・1度とことし県内で初めての 『真夏日』を記録。鹿北町では、21日全国1位の暑さでした。
鹿北町とあさぎり町での真夏日観測は統計史上2番目の早さです。
そのほか、熊本市で29・6度を観測するなど県内ほとんどの地点でことし一番の暑さとなりました。
【街中の人インタビュー】
(Q、きょうは29・6度まで上がったんですよ)
「そんなに?もっと暑くなる…ことしの夏もしんどそう」
「朝はそんなに暑くないが、気温差で自律神経が乱れがちになっていますね」
暑いと食べたくなるスイカ。熊本市北区植木町のスイカ生産者、片山 隆広さんのハウスでは、小玉で甘味が強い『ひとりじめ』の出荷が最盛期。
父・安一さんと朝から収穫の作業に追われています。例年にも増して甘いというスイカ。そのわけは?
【片山 隆広さん】
「昨年の同時期と比べて、ことしは成育期間中の最低気温の平均が5度くらい冷えている。寒暖の差が広がって糖度が乗っている」
【中原理菜】
「収穫したてのスイカ、いただきます。甘い!おいしい!やっぱり暑い日はスイカですね」
糖度14度にもなることがあるという片山さんのスイカは道の駅すいかの里植木で
買い求めることができます。