国民民主党の玉木代表は20日、党の支持率が低迷していた時期に、街頭ライブを行うミュージシャンに対し「互いに売れたらいいよね」と話したとのエピソードを語った。
玉木氏は神戸市での街頭演説で、「私たちはずっと支持率1%の政党だった。でも誇りがあるのは、支持率が1%の時も、今のように10数%になってからも、言っていることは同じだ」と述べた。
そして、「よく街頭演説をしていると、ちょっと離れたところで街頭ライブをやっているミュージシャンに会う」とした上で、支持率が低迷していた頃、女性ミュージシャンに「『互いに売れたらいいよね』と話したことがある」と明かした。
玉木氏は、「売れない時があるし、売れる時もある」としつつ、「私たちは常に同じことを、同じ歌を歌ってきた」と強調した。
また、「政治は大きなところを見たり、力のあるところに近づいていったりする傾向がある。それは否定しない」と述べた上で、「究極でいうと、民主主義は、主権者である皆さんと、同じレベルで同じ感覚で同じものしか作れない」として、ガソリン減税などで与党と協議する国民民主への支持を訴えた。