イランの核開発問題を巡るアメリカとイランの2回目の高官協議が4月19日、イタリアで行われました。イラン側は「交渉は前進している」とした上で、合意に向けて専門家会合が開かれることを明らかにしました。

協議は、アメリカのウィトコフ中東担当特使とイランのアラグチ外相が参加し、オマーンが仲介する形で行われました。

イランのアラグチ外相は「交渉は建設的な雰囲気で行われた。彼らも我々も前進していると言える」と述べました。

協議後、アラグチ外相は、合意の枠組みをつくるため双方の技術的な専門家による会合が23日に開かれ、その結果について26日に3回目の高官協議がオマーンで開かれると明かしました。

イランの核開発問題を巡っては、アメリカのトランプ大統領が、合意できなければイランの核施設を攻撃する意向も示唆していて、協議の行方が注目されます。

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