埼玉・吉川市のリサイクル会社が回収したドラム缶から女性の遺体が見つかった事件で、ドラム缶は2025年2月には所沢市のトランクルームにあったことが分かりました。警察は、トランクルームの契約者や遺体の身元の特定を急いでいます。
この事件は4月18日午後、吉川市のリサイクル会社の敷地内でドラム缶の中から遺体が見つかったものです。
遺体は高齢とみられる女性で、死後かなりの時間がたっていますが、目立った傷は確認されていません。
現場近くで働く人は「臭いは今まで嗅いだことないような、何とも表現できない臭い。ただただ臭い」と話しました。
ドラム缶は、17日に所沢市のトランクルームから回収されたことが分かっていて、その後の捜査関係者への取材で、遅くとも2025年2月にはトランクルームの中に置かれていたことが分かりました。
警察は、トランクルームの契約者や遺体の身元の特定を急ぐとともに、死体遺棄事件として捜査しています。