宇宙飛行士の大西卓哉さんが日本人で3人目となるISS=国際宇宙ステーションの船長に就任しました。
宇宙飛行士の大西卓哉さんは、「私にとって、ISSの船長就任は大変名誉あることです。あなたから引き継ぐことはとても特別な気持ちです」と話します。
3月からISSでの長期滞在を始めた大西さんですが、18日にISSの船長交代のセレモニーが行われ、船長に就任しました。
前任のオブチニン飛行士は、大西さんが初めてISSに来た2016年以来、約9年間の交流があります。
大西さんは「あの頃私たちは新人だったが、今はもうベテランで船長だ」と当時を振り返りながら心境を語りました。
日本人が船長を務めるのは若田光一さんと星出彰彦さんに続き、3人目です。
3月、アメリカ・フロリダ州から打ち上げられた民間宇宙船「クルードラゴン」に搭乗し、ISSに到着した大西さんは滞在中、様々な実験などを行うことにしています。