18日昼前、玉名市の工事現場で男性作業員2人が生き埋めになりました。
2人とも救助されましたが、1人が意識不明の重体です。
現場には西村アナウンサーがいます、西村さん!
【西村 勇気 アナウンサー】
玉名市富尾の一時2人が生き埋めになった現場です。
現場は谷のようになっていて、100メートルから150メートル先、パワーショベルのアームの部分の間、溝が掘られたところで、2人は作業していたということです。
私たちが現場についたときはブルーシートが溝にかけられていましたが、今は取り払われています。
現場では警察の鑑識が現場検証を行っているほか、工事関係者とみられる作業服姿の人たちなど約10人が現場で確認作業をしているところです。
【目撃した人】
「レスキューの人たちがスコップを持って行ったので、誰か埋まっているのだと思った。15~20分くらい(救出)作業をしていたが、ダメと思ったのかショベルカーで掘ってすぐレスキューの人たちが助け出した」
18日午前11時半ごろ、玉名市富尾の工事現場で、「人が土砂に埋まっている」と消防に通報がありました。
消防が駆け付けると、現場では、男性作業員2人が生き埋めになっていて、2人とも救助されましたが、鹿児島県薩摩川内市の中嶋 卓生 さん(58)が意識不明の重体。
また、玉名市の男性(27)も軽いけがをしたということです。
警察によりますと、現場では残土処分場を造っていて、生き埋めになった2人は深さが数メートルある溝に入って作業をしていたということです。
警察は関係者から話を聞くなどして、当時の状況や原因について調べを進めています。
現場から中継でした。