サッカーJ1リーグのファジアーノ岡山を全力で応援する全力ファジライブのコーナーです。J1初ゴールを決めるなど今、勢いに乗る注目選手の思いを聞いてきました。
(岸下恵介アナウンサー)
「全力ファジライブ、今回はこちらの選手。将来のニッポンを担うであろう注目の若手です」
2025シーズン、FC東京から期限付き移籍で加入したMF・佐藤龍之介選手(18)。20歳以下の日本代表として2月にアジアカップ、3月は、スペイン遠征に帯同するなど、国際舞台を経験してきました。
(ファジアーノ岡山 39 MF 佐藤龍之介選手)
「海外の選手と自分を比べた時の現在地も分かりますし、その中で日本代表としても負けて良い試合は無いので、代表があることによっても自分のモチベーションはより高まっているかなと思っています」
Q:チームに帰ってくると18歳なわけじゃないですか。年上の選手も多い中で心掛けていることだったり、そういうことはありますか?
「リスペクトしながら、ライバルでもありチームメイトでもあるので、そこは年齢関係なく要求するようにしていますし、対等な関係でいたいなと思っています」
4月2日、初めてスタメンで起用されたセレッソ大阪戦で待望のJ1初ゴールを決めた佐藤選手。しかし、チームは敗れ、悔しさをにじませていました。
(佐藤龍之介選手)
「勝ち切れていないので悔しさが残っています。まだまだ(得点を)取っていきたい、取れそうな気もするので、これを機に重ねていきたいなと思っています」
その悔しさを晴らしたのが4月12日、前節、広島との初めての中国ダービー。途中出場した佐藤選手はゴールを挙げ、チームの勝利に貢献しました。
(佐藤龍之介選手)
「自分のゴールが勝ちにつながることで自分のゴールも評価されると思うので、喜びましたし良かったなと思います」
Q:目に見えた結果が出てくるっていうところは、自分自身、何か芽生えてくるものがあるのでは?
「そうですね。点を取ることによってサポーターの皆さんからも何か認められた感じも少しありますし、自分としても自信になるゴールだったのかなと思います」
波に乗る18歳ですが、愛らしい一面も。海外での代表活動を終えた後の会見では。
(佐藤龍之介選手)
「常に(ファジの)試合も追っていたし、練習の映像も見たりしていたので・・。(海外で)VPNをつないで、めちゃくちゃ頑張って見ていたんですけど(笑)」
チームがJ1初の2連勝を決めた後のインタビューでは。
(佐藤龍之介選手)
「やっぱり連勝だったり、連勝はまだ・・あっ連勝は今回したか(笑)」
Q:愛嬌があるなと思ったんですけど、結構天然ですか?
「完璧ではないです。全然。最近、一人暮らしなので飯作っています、ひたすら」
Q:何を作っているんですか?
「餃子作ったり、サバの味噌煮作ったり、生姜焼き作ったり」
・・・家庭的!
「そのおかげで点取れているかなって思います(笑)」
◆完璧すぎる!?
岡山で輝きを放つ18歳の活躍に、今後も目が離せません。
(佐藤龍之介選手)
「岡山としても自分としても良いスタートが切れているなって素直に思いますし、非常にJ1の戦いをサポーターの皆さんと一緒に楽しんでいけているかなって思っています。シーズン終わった時に一つでも上の順位にいたいと思いますし、その中で自分は試合に出続けてチームを勝たせることを目標に頑張っていきたいなと思います」