JR宗谷線で盛り土が崩落し列車が脱線した事故は、排水管の詰まりが原因とみられることが分かりました。
4月8日、北海道北部の中川町のJR宗谷線で盛り土が崩落し普通列車が脱線した事故。
JR北海道によりますと、盛り土が崩れた原因は、レール下に設置された排水管に木片や石が詰まり、雪解け水が排水できなくなったことで地盤が緩んだことがわかりました。
排水管は2年に1回、定期点検を行っていて、前回のおととし6月には、異常はみられませんでした。
事故から1週間あまり経った16日、現場では脱線した列車をクレーンで釣り上げレールに戻す作業が行われました。
JR北海道は26日に運転を再開する予定です。