中国の2025年1月から3月のGDP(国内総生産)の伸び率は、プラス5.4%でした。
中国国家統計局は16日、第1四半期のGDPが前の年の同じ時期に比べてプラス5.4%と発表しました。
政府による買い替え支援策で家電の売り上げがプラス19.3%、EV(電気自動車)などの生産量も45.4%伸びるなど好調でした。
一方、経済の下支えだった輸出は、米中の貿易摩擦の激しさが増し、先行き不透明感が強まっています。
習近平国家主席は東南アジアを訪問中で、トランプ政権が高い関税で圧力をかける中、各国と経済連携の強化を呼びかけ、アメリカに対抗する狙いです。