立憲民主党の小川幹事長は15日の記者会見で、国民民主党の榛葉幹事長が両党の再合併に関する小川氏の発言を「お花畑だ」と一蹴したことに対し、「本気で本物の凄みのあるお花畑を目指したい」と訴えた。
小川氏は3日、東京都内で開かれた「青空対話集会」で、立憲、国民民主両党について「願わくば再合併、再合流をして、1つの党名で戦える環境を作るのが最も望ましい」などと発言した。これについて榛葉氏は翌日の会見で、「お花畑だ。まず基本理念が違っている」と一蹴した。
15日の会見で小川氏は、「仮に私の頭の中がお花畑であれば、本当に立派な花を咲かせて、立派な果実をならせて、その果実を国民の多くの皆様の口に入れるぐらい、本気で本物の凄みのあるお花畑を目指したい」と強調した。
また、立憲が夏の参院選の比例代表に擁立する方向で調整している蓮舫元参院議員について、榛葉氏は3月上旬に、「帰ってくるのはウルトラマンと蓮舫さんだけだ。3分しか戦えないけど、立候補するのは自由」などと冗談交じりに指摘していた。
これに対し小川氏は、「蓮舫さんに失礼だ」と述べた上で、「非常によいところをつかれたうまい表現を常々されるが、個人攻撃にならないようにされた方が、公党の幹事長としては望ましいのではないか」と苦言を呈した。